米AERAが、同社が開発を進める宇宙船「Altairis」による宇宙旅行プランの概要を明らかにしたというニュースが流れていました。すでに、米空軍および米Florida Space Authorityと正式に協力し、Altairisの開発などを行う体制が整えられたとしており、打上げや着陸には、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地の使用許可が得られているそうで、来年中には初の宇宙旅行が実現するとのことでした。
わし座の1等星アルタイルにちなんで名称が付けられたAltairisは、垂直打上げ方式で7人乗りで、地上の滑走路に水平着陸で帰還した後に、再び同じ機体を用いて繰り返し宇宙へと飛行可能な宇宙船「RLV(Reusable Launch Vehicle)」仕様。搭乗客は、旅行前に3日間のオリエンテーションで必要な準備や訓練を受け、約40分間の宇宙旅行中は、通信機器などを用いて、地上との自由な交信が楽しめるそうですよ。(^^)/ 間もなく宇宙旅行の予約受付を開始し、今後は次々と新たなアイデアの旅行パッケージの充実が図られていくということでした。AERA会長兼CEOのBill M. Sprague氏によれば「限られた一部の人々のためだけではなく、より多くの人に宇宙を旅する機会を提供していきたい」ということで、いよいよ宇宙旅行も夢ではない時代がやっています。