ニュースの小箱
新聞やネットで流れたその日のちょっとしたニュースを取り上げ、自分なりの分析や意見などをまとめていきたいと思います。
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奈良女児誘拐殺人事件公判
奈良市の女児(当時7歳)誘拐殺人事件で、わいせつ目的誘拐、殺人など8つの罪に問われた毎日新聞販売所の元従業員小林薫被告(36)に対する第2回公判が9日午前、奈良地裁で開かれました。
 弁護側は、小林被告の成育環境が極めて厳しく、自分自身の肯定感が持てないまま成長したとの意見書を提出。意見書によれば、「殺意はとっさに生じたもので、検察側が主張する計画的、意図的なものでない」「動機の形成に見解の相違がある」との主張でした。死体損壊、脅迫メールについては「パニック状況下での開き直り的行為」と主張。
 更に、小林被告の成育歴などについて弁護側の被告人質問が行われ、小林被告は「みじめたらしい過去で、あまり思いだしたくない。生まれつき見えない左目など身体的なことや、家のことでいじめられた」と述べたということです。

 弁護側はこのほか、小林被告が小学生時代に母を亡くしたことなどについて質問。次回公判との2回で被告人質問を行い、事件を起こした背景や心情を明らかにしたいとしています。また弁護側は初公判で「(被告の)人格形成上のゆがみも犯行に大きく影響している可能性が高い」とする意見書を提出しており、被告人質問を終えた段階で小林被告の情状鑑定を申請する方針とのことでした。

******************

 あれだけ残忍で自己中心的な犯行が、「厳しい成育歴」の結果だという弁護は、はっきりいって論外だと思います。確かに小林被告の生い立ちは同情に値するものであったかもしれませんが、だからと言って、あんな残忍な犯罪を犯してもよいということにはなりません。人は誰だって、物質的にも精神的にも親子関係でも友人関係でも、「理想的で、問題のない成育環境」で育ってきているわけではなく、誰だってそれなりに、「あまり思いだしたくない過去」を背負っているものだと思うのです。確かにその度合いに格差はあるでしょうが、客観的にみて不幸な生い立ちを持っている人が、必ずしも犯罪者になるとは限らないのだし、逆に子供の頃に苦労をした人は、人の心の痛みを知って、優しく強い大人に成長する例も、世間にはたくさんあります。どっちの道を行くかは「生い立ち」ではなく、自分の生き方で決まるのです。
 漠然と世間を悪者にしたて、自分を悲劇の主人公にして、自分の不幸を、全て世間のせいだと責任転嫁する。そして、自分は不幸なんだから、何をしても悪いのは自分ではなく世間だと開き直る。弱者を被害者とする無差別殺人事件の犯人の典型的なパタンだと思います。でも、それは、自分自身にたいする甘え以外のなにものでもない。少なくとも、小林被告の生い立ちが、今度の事件引き起こす必然性なんてどこにもないのですから。
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